7年ぶりの再会。家族関係に配慮しながら、丁寧に寄り添ってくださいました
53歳 女性 妹様より
診断
統合失調症
搬送先
川口病院
内容
姉とは7年間会えていない期間があり、最近になって再び連絡が取れるようになりました。
令和5年に統合失調症と診断されていましたが、それ以前からクリニックに相談していた様子もあり、生活は徐々に不安定になっていたようです。
都内で生活保護を受けながら一人暮らしを続けていましたが、8月頃に無断で住居を離れ、その後は埼玉県蕨市のインターネットカフェで生活していました。
「霊が見える」「誰かがドアをこじ開けようとしている」といった被害的な体験も続いており、生活全体の機能低下が顕著でした。
私だけではどう支えてよいのか分からず、よつば民救さんに搬送をお願いしました。
当日はインターネットカフェの店員さんに呼び出してもらい、スタッフさんが受付で優しく声をかけてくださいました。
姉は「準備する」と言ってブースに戻りましたが、その間も姉のペースを尊重しながら、静かに見守ってくださいました。
そのおかげで、姉は落ち着いたまま自分の足で車に乗り込むことができました。
病院に到着してからも、スタッフさんは姉の話を丁寧に聞き取り、常に尊重する姿勢で寄り添ってくださいました。
診察でも医療への抵抗は全くなく、スムーズに入院を受け入れてくれました。
今回の対応の中で特に感謝しているのは、「姉との家族関係が悪化しないように」という私の強い願いに、スタッフさんが終始配慮しながら関わってくださったことです。
無事に入院に繋がっただけではなく、姉との信頼関係を壊すことなく支えてくださり、本当に感謝しています。