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統合失調症の方が攻撃的なときにご家族ができる対応|緊急時の対応も解説

統合失調症の方が攻撃的なときにご家族ができる対応|緊急時の対応も解説

思考や感情のコントロールができなくなってしまう「統合失調症」。

統合失調症は、妄想や幻覚などの症状などの影響で「自分に危害が加えられる」という感情を抱き、自己防衛のために攻撃的になることがあります。

また、感情のコントロールができなくなることで些細なことでも敏感に反応し、感情が昂って攻撃的になる方もいらっしゃいます。

そこで本記事では、統合失調症を患う患者様が攻撃的になってしまった場合に、ご家族の皆様ができる対応を解説します。

あわせて、「攻撃性が強すぎてどうしたらよいかわからない」といった緊急時の対応もご紹介するので、ご家族の皆様、そして患者様ご自身の安全を守るための参考にしていただければ幸いです。

【緊急時】統合失調症で攻撃的になった場合の対応

感情が非常に昂り、ご家族だけで対処できない場合は、まず身の安全を最優先にして物理的に距離を取るようにしてください。

また、反論したり言い争いをしたりすると、刺激によって状況がさらに悪化する恐れがあります。

辛いかとは思いますが、できる限り聞き流し、早急に警察や救急、精神科救急センターなどの専門機関へ連絡して助けを求めるようにしてください。

統合失調症で攻撃的になったときにご家族ができる対応

統合失調症の患者様が攻撃的になってしまった場合に、ご家族ができる対応をご紹介します。

攻撃的になっているときの対応

患者様が感情的になってしまったら、まずは「攻撃的になっているのは病気のせい」ということをしっかり理解したうえで対応してあげてください。

そのうえで、伝えるべきことは敵意や批判を感じさせないよう穏やかに、そしてゆっくりと伝えることを心がけてください。

落ち着いたあとの対応

感情の昂りが落ち着いたら、攻撃的になっていた間の言動や行動などをメモに残し、主治医に伝えて今後の対応などを相談してください。

また、患者様がしっかり服薬しているかの確認や、ゆっくりと体を休められる環境を整えてあげることも大切です。

統合失調症の方が攻撃的なときにしてはいけないこと

患者様が攻撃的なとき、対応を間違えるとかえって状況を悪くする可能性があるため注意が必要です。

患者様ご本人を否定する

患者様ご自身の人格を否定する言葉は、病状や状況を悪化させる可能性が非常に高いです。

また、妄想や幻聴は統合失調症の症状とはいえ、患者様の意思です。否定することは患者様自身を否定することにつながるため、注意するようにしてください。

敵意が伝わる言動や行動

命令や叱責、「怠けている」「わがままだ」といった決めつけるような言動は、患者様に敵意として伝わり攻撃的な行動を煽ってしまう可能性があるので控えるようにしてください。

目をじっと見つめ続ける

顔をみて話すことはとても大切です。しかし、目を見つめ続けると威圧感を与えてしまい、挑発されていると誤解される可能性があります。

無理やり押さえつける

攻撃的になって暴れてしまった場合、なんとかして取り押さえようと考える方は少なくありません。

しかし、無理やり押さえつける行為は患者様やご家族が怪我をするリスクがあります。

あまりにも手に負えない場合は、警察へ連絡するなどの対応を検討してください。

統合失調症による入院の必要があるサイン

統合失調症が原因で攻撃的になる頻度が多くなると、「入院してほしい…」と悩まれるご家族は少なくありません。

入院が必要となるサイン、入院するまでの一般的な流れをご紹介します。

入院のサイン

統合失調症による攻撃的な行動・言動で入院の必要があるかどうかは、医師の判断が必要です。

主な判断基準は以下のとおりです。

  • 幻聴・妄想が強く自傷他害の恐れがある場合
  • 激しい幻覚・妄想による食事拒否など日常生活に支障が出ている場合
  • 陰性症状※1で入浴や着替えなど身の回りのことができなくなっている
  • 薬の副作用などで服薬治療の継続が困難な場合(再発のリスクが高い状態)

※1:感情表現が乏しくなる、意欲が低下する、思考力の低下、引きこもるなど、本来あるべき機能が低下・喪失している状態

入院までの流れ

統合失調症の患者様を入院させる場合、例えご家族の依頼であっても必ず以下の手順を踏む必要があります。

  • 医療・福祉機関への相談:

    市区町村の保健所、地域の精神保健福祉センター、主治医、かかりつけの精神科クリニックなどで相談を受けることが可能

  • 医師と相談のもと入院の必要性を確認:

    患者様を入院させるためには医師の診断が必要不可欠

なお、患者様ご自身が入院を拒否する場合は「医療保護入院」が検討されます。

医療保護入院は、ご家族の同意と精神保健指定医1名以上の診察で入院させることができます。

統合失調症の方の搬送はよつば民救まで

無事に入院が決まったとしても、統合失調症の患者様は病院までの移動途中に感情が昂り、また攻撃的になってしまう可能性はゼロではありません。

万が一、移動途中に攻撃的になってしまった場合、ご家族だけでなく周囲の方々へも危害が及ぶ可能性もあります。

私たち「よつば民救」は、統合失調症に苦しむ患者様を病院まで安全に搬送させていただいております。

また、患者様の人としての尊厳を守るため、患者様の心に寄り添い、対話を通じて患者様ご自身の意思で病院へ向かっていただくことを心がけております。

さらに、模索しながら必死に患者様を支えてこられたご家族の皆様の「心の拠り所」として、24時間365日いつでもご相談いただける体制もご用意しております。

「いつ暴れるかわからないら、どうやって病院まで連れていけばよいかわからない」
「公共交通機関は使いたくない。でもなんとか安全に病院まで連れていきたい」

このようなお悩みのある方は、まずはお気軽に「よつば民救」までご相談ください。

まとめ

統合失調症の患者様は、妄想や幻覚などの影響で自身が攻撃されていると感じて防衛本能で攻撃的になったり、感情のコントロールができないことで些細なことでも怒ったりすることがあります。

しかし、ご家族の皆様にとっては「病気だから…」と理解していても心が苦しく、どのように対応していいか悩んでしまいますよね。

また、入院してほしいと考えても、「移動途中に暴れたら…」という壁にぶつかり、さらに不安になってしまうご家族の方は多いです。

私たち「よつば民救」は、これまで数多くの統合失調症の患者様を病院までお連れした豊富な実績がございます。

また、24時間365日対応の相談窓口もご用意しており、ご家族の皆様にとって「移動の最後の砦」としてご利用いただくことが可能です。

統合失調症の患者様を安全に、そして確実に搬送してほしいとお考えの方は、ぜひ一度私たち「よつば民救」までご相談ください。

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