衰弱した弟を穏やかに搬送 — 家族の不安に寄り添う精神科搬送支援 —
67歳・男性 お姉様
診断
精神症状が強く、医療拒否の状態
入院先
松沢病院(東京都世田谷区)
内容
弟は長年一人暮らしをしており、最近では全裸のまま生活し、水しか口にしない状態でした。
排尿もタライで行い、「尿に毒が混入している」「医療は必要ない」と話すなど、明らかに通常の判断が難しい状況でした。
家族としては、日々衰弱していく弟を前に、どうすれば良いのか分からず途方に暮れていました。
そんな時に出会ったのが、精神疾患専門の搬送支援サービス「よつば民救」さんでした。
当日は早朝から迅速に対応してくださり、全裸で横たわる弟に対しても優しく、落ち着いた声かけで安心感を与えてくださいました。
抵抗することもなく、布担架で丁寧に包み、ストレッチャーへと安全に移乗。
そのまま穏やかに松沢病院まで搬送していただきました。
家族全員が不安でいっぱいでしたが、よつば民救さんの専門的な技術と人に寄り添う姿勢に支えられ、無事に入院まで繋げることができました。
あの時の温かい対応を、今でも忘れられません。本当にありがとうございました。